日本とバンコクでお部屋を借りる際の大きな違いは、ほとんどの物件に基本的な家具や家電が備え付けられていることです。

タイ人学生向けの家賃の安い物件でさえ、ベッドや冷蔵庫と言った生活に必要最低限なものは備え付けられています。

 

また、多くの物件でフィットネスジムやプールと言った共有施設が充実しており、そういった物件を日本よりはるかに安い賃料で借りることが出来るのが大きな魅力となっています。

 

この記事では、バンコクの賃貸物件の特徴についてまとめましたので、物件選び際にぜひ参考にしてくださいね。

 

設備について

①テレビ

テレビはほとんどの物件で元々備え付けられています。薄型テレビも多くなっていますが、ブラウン管のテレビもまだまだ健在です。

 

テレビで見ることが出来るのはタイの民放放送となりますので、日本のテレビ番組を見たい場合は別途日本のテレビ番組配信をしているネットテレビ業者に申し込みが必要です。

 

ネットテレビを利用するには、自宅にインターネット環境がある必要があります。

日本人向けの物件であれば、もとからNHK等日本のテレビ番組を視聴できる物件もあります。

 

②インターネット

アパートは物件丸ごとインターネットを引いており、希望の方は月額いくらでインターネットが使える、または家賃にインターネット代が含まれている、という物件もあります。ですがコンドミニアムの場合は部屋ごとにオーナーが違うため基本的にはご自身でインターネットに申し込み、回線を引く必要があります(その際は必ずオーナーに事前に確認をとりましょう)。

 

インターネット回線を引く場合はタイのローカル業者に依頼するため、回線を引く工事の日程を決めるのに時間がかかったりと、入居と同時にインターネットが使えるよう手配するのは難しいですが、個人回線を引けるとネットの速度が安定しているという利点があります。

 

また、建物内に共有施設としてWi-Fiの飛んでいるコモンルームを設けている物件もあります。

 

③冷蔵庫

ほとんどの物件で備え付けられています。

大きさは部屋の大きさに準じますので、スタジオタイプ(ワンルーム)や1ベッドルームですと一人暮らし用サイズとなります。

 

④洗濯機・乾燥機

物件によってはないところもありますが、その場合は同じ建物内の別の階など敷地内に共用のコインランドリーがあります。

乾燥機も同様となります。

 

⑤キッチン

キッチンは物件によってないところもあります。また、キッチンがあったとしても水道と作業スペースのみでコンロやITヒーターはないといった物件も多いです。

ちなみにバンコクの物件はガスではなく電気コンロとなりますので、ガス代は発生しません。

 

⑥電子レンジ

物件によって電子レンジがある物件とない物件があります。電子レンジがある場合でも日本の電子レンジのような多機能なものは少なく、温め機能のみのシンプルな電子レンジがほとんどです。

また、オーブンが備え付けられている物件も多くないですが存在します。

 

⑦炊飯器・アイロン・掃除機

炊飯器、アイロン、掃除機と言った家電製品は備え付けられていないことがほとんどです。

掃除機は部屋毎のオーナーによっては備え付けられているところもあります。炊飯器、アイロンは基本的にご自身で購入をするようになります。

 

日本からお持ちになる方もいますが、タイと日本では電圧が異なる為注意しましょう。

 

★日本の電化製品を持ち込む際の注意事項

コンセントの形状はもちろん、日本とタイでは電圧が異なる為、日本で購入した電化製品をタイで使う場合は変圧器が必要となります。※日本の電圧は100V、タイの電圧は220Vです。

変圧器は旅行用で使うものであれば2,000円前後で購入できますが、家電用となると使用する電化製品の電圧にもよりますが、変圧器だけで15,000円以上します。

 

今は変圧器が必要ない海外の電圧対応の家電も売っていますので、そちらの方が面倒がありません。

 

スマートフォンやパソコンは海外の電圧にも対応していますが、その他多くのものが海外の電圧に対応していませんので、タイに日本の家電を持ち込みたい場合は必ず電圧を確認しましょう。

 

⑧食器・調理用具

食器や調理用具と言った細かいものは基本的に備え付けられていません。

稀に前の住人が置いていったものがそのまま置いてありますが、他人の使ったものですのでご自分で買われる方が気持ちが良いかと思います。

食器や調理用具類は大型スーパーで簡単に手に入ります。

 

⑨ドリンキングウォーターサーバー

タイの水道水はそのままでは飲料水に適していません。

そこで飲み水として売っているのがミネラルウォーターかドリンキングウォーターになります。ドリンキングウォーターはミネラルを含まない飲料水となります。

 

多くのコンドミニアムの敷地内にドリンキングウォーターの自動販売機を完備しており、1リットル1バーツ程で水が購入できます(ご自分でペットボトルなどを用意する必要はあります)。

また、バンコク在住の日本人の方はご自宅にデリバリーのウォーターサーバーを置く方や浄水器を付けられる方もいます。

 

⑩家具

ベッドはほぼ備え付けられています。

ソファ、テーブル、椅子、収納クローゼット(またはタンス)等は部屋の広さにもよりますが備え付けられているところがほとんどです。

ベッドにマットレスや枕はあってもシーツやカバー、掛布団はご自身で購入するところが多くなっています。

 

⑪エアコン

年中暑いバンコクではほとんどの物件にエアコンは備え付けられています。

物件の築年数によっては古いタイプのものもあり、多少音が気になる場合もあります。

電気代が一番かかるのがエアコンになりますので、扇風機との併用などが有効です。

 

⑫ウォシュレット

タイではトイレの真横にウォシュレット代わりのホースのようなものをウォシュレット代わりに使う文化がある為、日本のようなウォシュレットはついていない物件がほとんどです。

日本人向けの物件だと日本のウォシュレットもついています。

 

⑬バスタブ

タイではお風呂はシャワーのみが基本です。

バスタブのついている物件も少なからずありますが、賃料が高めの物件になります。

 

⑭玄関

バンコクの物件は基本的に日本のような段差のある玄関はありません。ドアを開けるとすぐに部屋となるような造りとなっています。

バンコク在住の日本人の方は、玄関がないとしてもドアを入ってすぐのところで靴を脱いでスリッパに履き替える方が多いようです。

 

共有施設について

以下の2つは多くの建物内に併設され、居住者であれば無料で利用できます。

 

①プール

多くのアパート・コンドミニアムの敷地内にプールがあります。屋外プール、物件によっては屋内にプールが設けられているところもあります。

 

②フィットネスジム

フィットネスジムもバンコクの多くの物件の敷地内に共用設備としてあるもののひとつです。

物件の規模によってマシーンが数台あるだけの簡易的な場所もあります。

 

以下の施設は多くはありませんが、たまに建物内に併設されている物件があります。

  • サウナ
  • ミーティングルーム
  • 多目的ルーム
  • キッズスペース
  • 大浴場
  • テニスコート
  • ゴルフ練習場
  • カラオケルーム

 

契約について

バンコクでは日本のような礼金のシステムはありません。契約が成立した際は1ヶ月分の賃料と賃料2か月分のデポジットを支払います。

デポジットは契約期間満了時に室内や備品の破損・不備がなければ満額返金されます。

コンドミニアムとアパートの契約は通常1年契約となります。

 

まとめ

バスタブや玄関がある物件の方が珍しいバンコクの賃貸物件ですが、多くの物件でフィットネスジムやプールが併設されているのはとても魅力だと思います。

バスタブやウォシュレット等ご自分が優先したいものがある場合は、その旨をしっかり不動産会社の方に伝え、満足のいく物件を見つけていきましょう。