【2022年版】スクンビット24の家賃相場を調査したら驚愕の結末に!

タイってそもそもどんな国なの?暮らす上で絶対知っておきたいこと5選

スクンビット24の家賃相場はいくらなの?お部屋タイプ別に調べてみた!

はじめに

こんにちは、スックリビングの折笠です。

タイ・バンコクで日本人が住みやすいエリアとして名前があがるのがアソーク東側からエカマイ周辺までのスクンビットエリアと呼ばれる地域です。
しかし範囲が広い為、エリア内で特に人気のエリアはどこなのか?家賃相場はいくら位なのか?生活する上での不便さはないか?など、土地勘のない方にとっては疑問がいっぱいではないでしょうか。
今回はプロンポン駅の南側にあるスクンビット24というエリアの特徴や家賃相場についてご紹介していきます。

こちらの記事はタイ、バンコクの不動産会社スックリビングの公式ブログです。

スクンビット24はどんなエリア?

【2022年版】スクンビット24の家賃相場を調査したら驚愕の結末に!

スクンビット24はBTSプロンポン駅前にある通りで、スクンビットの中でも中心的なエリアです。
綺麗な歩道にお洒落なカフェ、ハイクラスのホテルやサービスアパートが立ち並ぶこのエリアは日本人居住エリアの中でも高級住宅地とされているエリアのひとつで、出張者にも人気があります。
長くバンコクに住まれている方であれば、スクンビットの中でも利便性が高いのは39や49などの奇数側エリアという認識が強くあり、通りを挟んだ反対側に位置する24は奇数側に比べると不便であるという印象を抱きがちです。
しかし通りの入り口には日本人御用達のデパートであるエンポリアムがあり、日用品や食料品、洋服や家電まで何でも揃い大変便利です。
ラマ4通り方面に抜ければ大型スーパーBigCや、外資系スーパーの入居するパークレーン、人気飲食店が軒を連ねる日本街などにもアクセスしやすいので、その利便性が奇数側に比べて大きく劣るとは言い難いです。
ただし、日本人向けの幼稚園を始めとする教育機関は奇数側に集中している傾向があるので、お子様の通学や送迎を考えると選択肢から外れてしまいがちなエリアとも言えます。
ラマ4通りに繋がっていて高速の乗り場も遠くないので、シローム方面へお車で通勤される方や高速を使って郊外へ通勤される方にとっては便利な立地と言えるでしょう。
しかしラマ4通りに抜けられるという利便性の高さから、朝晩の通勤・通学ラッシュ時は渋滞しやすい通りとしても知られています。

スクンビット24の物件の特徴

スクンビット24は人気のある39や49に比べると利便性という面で少しだけ劣るイメージがありますが、高級住宅地という事もあり、根強い人気がございます。
出張者に人気のホテルが多い背景から、ハイクラスなサービスアパートも複数あり、その価格は奇数側エリアの約1.5倍。その分クオリティの高いサービスと広々としたラグジュアリーなお部屋を手に入れられるでしょう。
アパートやコンドミニアムも少々割高感がございますが、内装が豪華・ファシリティが充実している・築年数が経過している物件でもリノベーション済みで綺麗など、魅力的な物件が多く見つかります。
物件のタイプは単身向けよりもご夫婦やご家族向けの広めの1ベッドや2ベッド、3ベッド以上が多い印象があります。高級住宅街ですので、家族向けのお部屋に優雅に一人で住まわれるのかもしれませんが。

3つのお部屋タイプ別に家賃相場を調べてみた!

前述の通り、スクンビット24のエリア内は広めの1ベッドや2ベッド、3ベッドの選択肢が豊富です。
それぞれの間取りの家賃相場について、コンドミニアム・アパート・サービスアパートの3パターンに分けて調べてみました。

1ベッドルーム

1ベッドルームとは日本で言う1LDKのタイプのお部屋です。
1人暮らしからご夫婦での二人暮らし世帯に人気があります。
物件タイプ 一般的な広さ 家賃の平均価格
コンドミニアム 35-70㎡ 35,000バーツ
アパート 60-120㎡ 48,000バーツ
サービスアパート 56-69㎡ 74,000バーツ
コンドミニアムやアパートの相場は日本円で115,500~158,400円前後となります。
通りの奥のラマ4通りに近い立地でも底値が20,000バーツ(66,000円)ですので、このエリアで安い物件を探すのは至難の業と言えるでしょう。
2ベッドルーム以上のニーズが高い為、単身向けのコンパクトな1ベッドルームは選択肢が少なく、若干ですが割高になる傾向がございます。

2ベッドルーム

2ベッドルームは日本で言う2LDKのタイプのお部屋です。
1人暮らしでこちらのタイプに住まわれている方もいらっしゃいますが、どちらかと言うとご夫婦での2人暮らし以上の世帯が住まわれている確率の方が高いと言えるでしょう。
ベッドルームが2つあるだけではなく、バスやトイレも2つあるお部屋が多いというのが日本の2LDKとは異なる特徴です。
物件タイプ 一般的な広さ 家賃の平均価格
コンドミニアム 87-115㎡ 55,000バーツ
アパート 100-200㎡ 71,000バーツ
サービスアパート 90-100㎡ 101,000バーツ
コンドミニアムやアパートの相場は日本円で181,500~234,300円前後となります。
1ベッドルームと同じく他の人気エリアよりもお家賃が高い傾向にありますが、お部屋の広さはそこそこです。
2ベッドルームはこのエリアで最も選択肢が多い間取りになりますので、お部屋タイプを2ベッドルームに絞って探されている方にとってはより良い物件に巡り合える確率が上がると言えるでしょう。

3ベッドルーム

3ベッドルームは日本で言う3LDKのタイプのお部屋です。
ご家族で住まわれる方向けのお部屋タイプとなりますので、3ベッド以上の間取りがある物件は、お子様向けのファシリティが充実している割合が増えるのが特徴のひとつです。
物件タイプ 一般的な広さ 家賃の平均価格
コンドミニアム 167-202㎡ 78,000バーツ
アパート 150-320㎡ 90,000バーツ
サービスアパート 117-200㎡ 157,000バーツ
コンドミニアムやアパートの相場は日本円で257,400~297,000円前後となります。
この間取りに関しては、他の人気エリアともあまり大差がないのですが、広いお部屋が多い傾向がございます。
コンドミニアムとアパートに関して言うと、広さは2ベッドの1.5~2倍あるのに対し、お家賃は1、2万バーツしか変わらないので、2ベッドか3ベッドで悩んでいる方は少しだけお家賃を上乗せして3ベッドを選ばれた方が、より広く快適なお部屋を手に入れられるかもしれません。

スクンビット39に多いファシリティとは?

【2022年版】スクンビット24の家賃相場を調査したら驚愕の結末に!

お部屋の広さや価格帯はもちろんの事、物件のファシリティ(施設内の共有設備)についても気になるところ。
今回はご協力いただいた39軒の物件を対象にファシリティに関する調査も行いました。
まず、39軒中最も多くついていたファシリティがスイミングプールで88%、次がフィットネスジムで76%でした。
こちらの2つのファシリティは、外国人が住むレベルの物件であれば大体の物件についているとされていますが、このエリアはホテルのような所も多いので、39軒中数軒、ファシリティゼロのビジネスホテルのような物件がございました。ほぼ全ての物件に用意されていると言っても過言ではないでしょう。
次に多いファシリティはサウナが62%、子供の遊び場が50%と続きます。大きな間取りの物件が多い割に子供の遊び場の設置率が半数となっている点を見ると、やはり、エグゼクティブクラスの方がご単身やご夫婦で広々と住まわれるケースが多いのでしょう。
その他にゴルフの練習場や屋上ガーデンなどの施設が多く見られましたが、中にはヨガルームやムエタイリング、エアロビルームなど、エクササイズに関連するファシリティを充実させている物件が多いのがこのエリアの特徴です。

おわりに

今回はスクンビット24にある賃貸物件の特徴や家賃相場についてご紹介しました。
流石は高級住宅街!改めて家賃相場をまとめてみて、やはりこのエリアはスクンビットの中でも相場が高めだと実感しました。
しかし豪華な内装や広々としたお部屋もさることながら、ラウンジや屋上ガーデンなど、高級住宅街にふさわしい充実のファシリティはやはり憧れます。
歩道や街並みが美しく、大きな公園も近いというエリアの特徴も、このエリアの魅力のひとつと言えるでしょう。
※1バーツ=3.3円で計算