スクンビット53の家賃相場はいくらなの?

スクンビット53の家賃相場はいくらなの?

スクンビット53の家賃相場はいくらなの?お部屋タイプ別に調べてみた!

スクンビット53の家賃相場はいくらなの?

はじめに

スクンビット53の家賃相場はいくらなの?

タイ・バンコクで日本人に人気のスクンビットエリアですが、その中でもプロンポンとトンローエリアは物件数も多く、周辺環境も良い為特に人気があります。
しかし人気がある事は知っていても、実際の家賃相場やお部屋のコンディション、周辺の環境などは土地勘が無い人にとってはわかりづらいですよね。
今回は人気のトンローエリアの中から、スクンビット53の特徴や家賃相場、周辺環境についてご紹介していきます。

スクンビット53はどんなエリア?

スクンビット53の家賃相場はいくらなの?

スクンビット51は日本人の多く住むスクンビットエリアの中でも中心的なエリアです。
トンローの人気エリアである49へ通り抜ける事ができるので、日本人専用病棟のあるサミティベート病院や、日本の食材を多く取り扱うスーパーなどへのアクセスがしやすいのが特徴のひとつ。
抜け道を使えば55(トンロー通り)へも通けができるので、ペッブリー通り方面へのアクセスもしやすいです。
53自体にも日本食だけでなくイタリアンやタイ料理、韓国料理などの飲食店が多数あるので、自炊派も外食派も快適に生活する事ができるでしょう。
また、このエリアでは珍しく、通りに歩道がある為、お子様と歩く際も安心できますし、雨季のゲリラ豪雨による冠水の影響が少ないソイでもあります。
飲食店は多いですが、基本的には住宅がメインのソイですので、夜間は静かで快適に過ごすことができるでしょう。
最寄り駅はBTSトンロー駅で、ソイの奥からでも徒歩10分程度。
電車利用が中心の方にとって非常に便利な環境です。

スクンビット53の物件の特徴

スクンビット53の家賃相場はいくらなの?

スクンビット53にある物件タイプはアパートがメインで、コンドミニアムとサービスアパートの選択肢は少なめです。
アパートは古くからあるものが多い為、広々とした造りの物件が多い分、家賃相場だけで見ると近隣の人気エリアである49よりも少し高くなる傾向があります。
お部屋のタイプで最も多いのが2ベッドルームで、1ベッドルームと3ベッドルームがほぼ同数、全体的に他エリアと比較すると広々としたお部屋が多いです。
単身者向けのお部屋もファミリー向けのお部屋も満遍なく分布している印象がございます。
メインは少し古めのアパートではありますが、築浅物件もいくつかあるので、このエリアのみに絞ってお部屋探しをした場合でも、複数の物件からお部屋を選べるかと思います。
しかし近隣の49や55と比べるとやはり物件数は少なくなるので、こちらのソイにこだわらないようであれば、近隣まで視野を広げられた方が、よりご自身に合った物件が見つかるでしょう。

2つのお部屋タイプ別に家賃相場を調べてみた!

スクンビット53の家賃相場はいくらなの?

前述の通り、スクンビット51のエリア内のお部屋の内訳は、2ベッドが最も多く、単身向けのコンパクトな1ベッド以下とファミリー向けの3ベッド以上が同じくらいの割合で分布しています。
以下では1~3ベッドルームの家賃相場と平均的な広さについて、アパート・コンドミニアムとサービスアパートの2つのカテゴリに分けてご紹介しています。

1ベッドルーム

スクンビット53の家賃相場はいくらなの?

1ベッドルームとは日本で言う1LDKのタイプのお部屋です。
1人暮らしからご夫婦での二人暮らし世帯に人気があります。
物件タイプ 平均的な広さ 家賃の平均価格
アパート・コンドミニアム 53㎡ 37,000バーツ
サービスアパート 72㎡ 55,000バーツ
全ての物件タイプを合わせた平均的な家賃相場は46,000バーツ(161,000円)となります。
トンローエリアの中では相場よりも少し高い傾向がありますが、隣接する55エリアよりは5,000~10,000バーツ程度安いという結果が出ました。
お部屋の広さはトンローエリアの平均よりもやや広めです。
コンドミニアムとアパートに限定した場合、広さの最大が65㎡ありますので、二人暮らしまでなら問題なくお住まい頂けるでしょう。

2ベッドルーム

スクンビット53の家賃相場はいくらなの?

2ベッドルームは日本で言う2LDKのタイプのお部屋です。
1人暮らしでこちらのタイプに住まわれている方もいらっしゃいますが、どちらかと言うとご夫婦での2人暮らし以上の世帯が住まわれている確率の方が高いと言えるでしょう。
ベッドルームが2つあるだけではなく、バスやトイレも2つあるお部屋が多いというのが日本の2LDKとは異なる特徴です。
物件タイプ 平均的な広さ 家賃の平均価格
アパート・コンドミニアム 120㎡ 63,000バーツ
サービスアパート 105㎡ 150,000バーツ
全ての物件タイプを合わせた平均的な家賃は106,500バーツ(372,750円)となりますが、サービスアパートが高いだけなので、相場としてはアパート・コンドミニアムの63,000バーツ前後が妥当と言えるでしょう。
家賃だけ見るとトンローエリアの中でも高い部類に入りますが、1㎡あたりの家賃は他エリアと比較すると100バーツ程度安くなりますので、費用対効果としては悪くないお部屋が多く揃っています。
広さは平均で120㎡あり、最大値は170㎡です。
これくらいあれば、お子様が大きくなられてもご家族で快適にお過ごし頂けるのではないでしょうか。

3ベッドルーム

スクンビット53の家賃相場はいくらなの?

3ベッドルームは日本で言う3LDKのタイプのお部屋です。
どちらかと言うとご夫婦での2人暮らし以上の世帯が住まわれている確率の方が高いと言えるでしょう。
ファミリー向けのお部屋タイプですので、敷地内の共有施設もファミリー向けのものが充実している傾向があります。
物件タイプ 平均的な広さ 家賃の平均価格
アパート・コンドミニアム 262㎡ 86,000バーツ
サービスアパート なし なし
このエリアに3ベッドルーム以上のお部屋があるサービスアパートはありません。
2つの物件タイプを合わせた平均的な家賃相場は86,000バーツ(301,000円)となります。
家賃だけ見ると東京と変わらない印象がありますが、1㎡あたりの家賃は前述の2ベッドよりも下がり、中には300㎡超えのお部屋で65,000バーツ程度という物件もございます。
このエリアはお部屋が広くなればなるほどお得になっていくのでしょう。

スクンビット53に多いファシリティとは?

スクンビット53の家賃相場はいくらなの?

お部屋の広さや価格帯はもちろんの事、物件のファシリティ(施設内の共有設備)についても気になるところ。
今回はご協力いただいた物件を対象にファシリティに関する調査も行いました。
まず、ほとんどの物件に付いていたファシリティがフィットネスジムで、1軒を除いた全ての物件に備わっていました。
その次にスイミングプールと続くのですが、これら2つのファシリティは、外国人が住むレベルの物件であればほぼ全ての物件に用意されていると言っても過言ではないでしょう。
その後には、サウナ、送迎カー、子供の遊び場、ガーデンと続きます。
ファミリー向けの物件には子供の遊び場やフットサルコートなど、身体を動かせる設備が充実していて、単身者向けの物件にはゴルフシュミレーターや大浴場など、大人が喜ぶファシリティが設けられているケースが多く見られました。

おわりに

スクンビット53の家賃相場はいくらなの?

今回はスクンビット53にある賃貸物件の特徴や家賃相場についてご紹介しました。
家賃だけ見ると、トンローエリア内では少し高めの設定になっていますが、広さ辺りの家賃で見るとお得感のある物件が多い傾向がありました。
予算の合う方はコストパフォーマンスの高い物件を探せるエリアではないでしょうか。
トンローは49と55が圧倒的人気を誇るので、その他のエリアは存在感が薄いのですが、少々人気が劣る分、気に入った物件に即入居できる確率も上がります。
日本人の入居率の高い物件も多く、便利な生活環境が整っているので、タイビギナーの方には特におすすめです。
今回ご紹介した相場はあくまで平均値ですので、もちろん価格帯も広さもピンキリですので、色々なエリアのお部屋を内見した上で、ご自身にぴったりのお部屋を見つけてくださいね。
※1バーツ=3.5円で計算