スクンビット21の家賃相場はいくら?

スクンビット22の家賃相場はいくら?

スクンビット21の家賃相場はいくらなの?お部屋タイプ別に調べてみた!

スクンビット21の家賃相場はいくら?

はじめに

スクンビット21の家賃相場はいくら?

タイ・バンコクで日本人に人気のスクンビットエリアはプロンポンとトンローを中心に東西に広がっています。
一括りにスクンビットと言ってもその範囲は広く、土地勘のない方にとっては一体どこが自分に合うのか判断が難しいのではないでしょうか。
今回はスクンビットの西の端と表現される事が多いスクンビット21というエリアの特徴や家賃相場についてご紹介していきます。

スクンビット21はどんなエリア?

スクンビット21の家賃相場はいくら?

スクンビット21は通称アソーク通りと呼ばれており、スクンビット通りから南北に延びる大きな通りです。
アソーク駅のほぼ真下なので、BTSアソーク駅へのアクセスは抜群な上にMRTスクンビット駅への乗換駅となっているため、南北への電車移動もしやすいエリアです。
通り自体も北はペッブリー通り、南はラマ4通りへと繋がっていて、高速の乗り場も近いので、お車で郊外やシーロム方面へ通勤される方にとっても利便性の高い立地でございます。
しかしアソーク通りは渋滞の名所としても有名ですので、朝晩のラッシュ時の渋滞は避けては通れない問題のひとつでもあります。
アソーク駅前にはスーパーや多くの飲食店、携帯ショップ、映画館などが入居する複合施設「ターミナル21」があるので、日用品や食材の調達に不便さを感じる事は少ないでしょう。
通り自体も多様な飲食店が点在しており、生活面でも移動面でも利便性の高いエリアでございます。

スクンビット21の物件の特徴

スクンビット21の家賃相場はいくら?

スクンビット21は、スクンビット通りに近い辺りはオフィスビルや商業施設、ホテルなどが中心となっているため物件数が少なく、通りの奥へ進むにつれ物件数が増えていくイメージです。
スクンビット通りから最も離れるMRTペチャブリー駅周辺はここ数年でものすごいスピードで開発されているエリアですので、築浅のコンドミニアムの選択肢が年々増えています。
エグゼクティブクラスをターゲットにしている物件が多い為、お部屋の広さの割に家賃が高めに設定されているケースが多いのですが、その分ファシリティが充実しているラグジュアリーな物件が主流です。
古くからあるアパートや、中~長期滞在者向けのサービスアパートは少なく、物件タイプのほとんどはコンドミニアムになります。
そのため、お部屋のオーナーとの交渉次第では相場よりも安く契約ができる可能性もございます。

お部屋タイプ別に家賃相場を調べてみた!

スクンビット21の家賃相場はいくら?

前述の通り、スクンビット21のエリア内は他エリアと比較してコンパクトなお部屋のコンドミニアムが多いです。
しかし、間取りとしてはスタジオ~3ベッドルームくらいまでは選択肢が豊富です。
以下ではスタジオ~3ベッドルームまでの4つのタイプの広さと家賃相場について調べました。

スタジオルーム

スクンビット21の家賃相場はいくら?

スタジオルームは日本で言うワンルームや1Kのお部屋です。
主に単身向けのコンパクトな間取りとなります。
平均的な広さ 家賃の平均価格
32.3㎡ 21,000バーツ
平均家賃は21,000バーツ(73,500円)です。
スクンビット通り周辺の高層コンドミニアムと比較すると少し広めな印象がある上に駅徒歩5分以内というケースが多いので割安感はありますが、スタジオルームのあるコンドミニアムの多くはペッブリー通り周辺に分布しているので、生活圏がスクンビットの方は多少狭くても同等の家賃のスクンビット通りの物件の方が生活する上で便利かもしれません。

1ベッドルーム

スクンビット21の家賃相場はいくら?

1ベッドルームは1LDKタイプのお部屋です。
スタジオルームと同様に単身向けの間取りですが、広めのお部屋であればご夫婦2人でも十分住む事ができます。
平均的な広さ 家賃の平均価格
45㎡ 26,000バーツ
平均家賃は26,000バーツ(91,000円)です。
前述のスタジオに5,000バーツプラスするだけで10㎡以上広くなるのであれば、このエリアで単身者向けのコンパクトな物件を探すのであればスタジオよりも1ベッドがおすすめと言えるでしょう。
しかし快適に二人暮らしが出来そうな60㎡以上の物件は限られてしまいますので、このエリアで2人暮らし以上であれば、1ベッドルームは選択肢から外した方が無難です。

2ベッドルーム

スクンビット21の家賃相場はいくら?

2ベッドルームは日本で言う2LDKのタイプのお部屋です。
1人暮らしでこちらのタイプに住まわれている方もいらっしゃいますが、どちらかと言うとご夫婦での2人暮らし以上の世帯が住まわれているケース方が多いと言えるでしょう。
ベッドルームが2つあるだけではなく、バスやトイレも2つあるお部屋が多いというのが日本の2LDKとは異なる特徴です。
平均的な広さ 家賃の平均価格
81.8㎡ 47,000バーツ
平均家賃は47,000バーツ(164,500円)です。
価格帯としてはスクンビット内の他のエリアと比較すると割安感がありますが、お部屋サイズも少し狭くなります。
一般的に2ベッドになればお子様の居るファミリー層でも住む事ができますが、100㎡以下の場合は少し手狭に感じるかもしれません。

3ベッドルーム

スクンビット21の家賃相場はいくら?

3ベッドルームは日本で言う3LDKのタイプのお部屋です。
ご家族で住まわれる方向けのお部屋タイプとなりますので、3ベッド以上の間取りがある物件は、お子様向けのファシリティが充実している割合が増えるのが特徴のひとつです。
平均的な広さ 家賃の平均価格
155㎡ 80,000バーツ
平均家賃は80,000バーツ(280,000円)です。
こちらも他のエリアに比べてコンパクトな造りのお部屋が多いですが、その分家賃の相場も安めです。
3ベッドルームに限定すると、隣接する23の方がファミリー向けの広々としたアパートの選択肢が多くなります。
タイらしい広々とした豪華なお部屋をお探しの場合は、21だけでなく23も視野に入れてお部屋探しを進めた方が良いでしょう。

スクンビット21に多いファシリティとは?

スクンビット21の家賃相場はいくら?

お部屋の広さや価格帯はもちろんの事、物件のファシリティ(施設内の共有設備)についても気になるところ。
今回はご協力いただいた物件を対象にファシリティに関する調査も行いました。
まず、全ての物件についていたファシリティがスイミングプールとフィットネスジムです。
こちらの2つのファシリティは、外国人が住むレベルの物件であればほぼ全ての物件に用意されていると言っても過言ではないでしょう。
次には同数でサウナとガーデンが続きました。
子供の遊び場や送迎サービスなどのスタンダードなファシリティを抑えて、ガーデンが上位に来るのはこのエリアの特徴のひとつと言えるでしょう。
その他、個性的なものとしては、全体の約20%にビリヤードとジャグジーが設けられている点と、フリークライミングやヨガルームがある物件があったという点です。
ガーデンやジャグジー、ビリヤードが他のエリアと比べて高い割合を占めるというのは、豪華なファシリティに焦点を当てたコンドミニアムが多い21ならではと言えます。
一方で送迎カーのある物件は1軒もありませんでした。

おわりに

スクンビット21の家賃相場はいくら?

今回はスクンビット21にある賃貸物件の特徴や家賃相場についてご紹介しました。
アパートやサービスアパートが少なく、コンパクトな間取りの多いエリアで、スクンビットの他のエリアとは少々毛色が違うなと今回調査して感じました。
移動や周辺環境の利便性に重きを置く方、日本にはあまりない豪華な物件に住んでみたい方にとっては魅力を感じる物件が多いエリアではないでしょうか。
一方で、お部屋の広さと家賃のバランス重視の方や、日本人の多い環境に身を置きたい方は魅力を感じる物件が少ないかもしれません。
隣のスクンビット23はファミリー向けの老舗アパートが多く、21とは対照的なエリアとなっていますので、アソーク周辺で様々なパターンの物件をご覧になりたい方は、是非この2つのエリアを比較してみてはいかがでしょうか。
※1バーツ=3.5円で計算