スクンビット22の家賃相場はいくら?

スクンビット22の家賃相場はいくら?

スクンビット22の家賃相場はいくらなの?お部屋タイプ別に調べてみた!

スクンビット22の家賃相場はいくら?

はじめに

スクンビット22の家賃相場はいくら?

タイ・バンコクで日本人に人気のスクンビットエリアは、日本人が住みやすい環境が整っているエリアでもあります。
しかし一括りにスクンビットと言ってもその範囲は広く、どこが生活する上で自分に合っているのか判断が難しいですよね。
今回はプロンポンとアソークの間にあるスクンビット22をピックアップして、エリアの特徴や家賃相場についてご紹介していきます。

スクンビット22はどんなエリア?

スクンビット22の家賃相場はいくら?

スクンビット22はプロンポンとアソークのちょうど間辺りに位置しています。
中・高級ホテルの点在する通りですので、エリア内には様々なジャンルのレストランが点在している他、マッサージやコンビニエンスストアなども多く、外食メインの方にとっては選択肢の多い通りと言えるでしょう。
しかしこの通りにはスーパーマーケットがなく、最寄りのスーパーは通りを挟んだ反対側のスクンビット奇数側か、プロンポン駅前のエンポリアムになります。
自炊派で頻繁に食料品の買い出しへ行かれる方にとっては少し不便さを感じる立地かもしれません。
移動に関しては、電車・お車どちらもそこまで不便さは感じられないでしょう。
こちらの通りは奥の方がラマ4とソイ24、16へ通り抜けるつくりになっているので、スクンビット通りの渋滞を避けながら各方面への移動が可能です。
お車で通勤される方にとっては、朝のラッシュに巻き込まれる確率が下がるのは嬉しいポイントですよね。
また、このエリア自体がプロンポンとアソークのちょうど真ん中にあたるので、行き先に応じて両方の駅を使い分ける事ができます。
エリアの中ほどや奥に入ってしまうと、歩く距離が増えてしまいますが、モーターサイの乗り場もあるソイですので、有効活用すれば不便さを感じるシチュエーションはあまりないでしょう。

スクンビット22の物件の特徴

スクンビット22の家賃相場はいくら?

スクンビット22はアパートが最も多く、コンドミニアムとサービスアパートがほぼ同数分布しています。
お部屋の間取りはスタジオ~2ベッドルームくらいまでがメインで、3ベッドルーム以上になると選択肢がぐっと減ります。
この背景から、どちらかというと単身者からご夫婦やパートナーとの2人暮らし、多くても3人家族くらいまでがターゲットになっていると言えるでしょう。
偶数側の他エリアの比較した場合の平均的な家賃相場ではありますが、スタジオルームのある物件数が他エリアに比べて多いので、単身者にとっては選択肢の広がるエリアと言えるでしょう。

スクンビット22の家賃相場を調べてみた!

スクンビット22の家賃相場はいくら?

前述の通り、スクンビット22はスタジオ~2ベッドルームまでのお部屋が多い傾向にあります。
以下ではスタジオ、1ベッドルーム、2ベッドルームの間取りのそれぞれの家賃相場と広さをコンドミニアム、アパート、サービスアパートの3つの物件タイプ別に調査しました。

スタジオルーム

スクンビット22の家賃相場はいくら?

スタジオルームは日本で言うワンルームや1Kタイプのお部屋です。
単身向けのコンパクトな間取りで、このエリアではアパートに多いお部屋タイプです。
物件タイプ 平均的な広さ 家賃の平均価格
コンドミニアム なし なし
アパート 32.5㎡ 16,000バーツ
サービスアパート 39.6㎡ 25,000バーツ
アパートの平均家賃は16,000バーツ(56,000円)で、スクンビットエリアの中ではかなり安く、この家賃相場で32.5㎡であればコストパフォーマンスも高いと言えるでしょう。
また、+10,000バーツ程度出せばサービスアパートも借りられるのは他のエリアには無い特徴と言えるでしょう。
もちろんコンドミニアムよりは高いのですが、家賃に光熱費やお部屋の清掃サービス料などが含まれていると考えれば費用対効果は抜群です。

1ベッドルーム

スクンビット22の家賃相場はいくら?

1ベッドルームは日本で言う1LDKタイプのお部屋です。
単身向けのコンパクトなお部屋が多いですが、広めのお部屋であればご夫婦での二人暮らしも可能。
物件タイプ 平均的な広さ 家賃の平均価格
コンドミニアム 58.5㎡ 40,000バーツ
アパート 48.5㎡ 28,000バーツ
サービスアパート 56.7㎡ 36,000バーツ
全ての物件タイプを含めた平均家賃は35,000バーツ(122,500円)で、スクンビットエリアの中では相場よりも安い部類に入ります。
広さは平均値で50~60㎡程度あるので、1人暮らしであれば広々と余裕を持って生活できる物件が多いでしょう。
このエリアのサービスアパートは何故か安い傾向があり、1ベッドで最も高額な家賃でも60~70㎡で49,000バーツとなります。
選択肢は限られますが、サービスアパートをご希望の方は一見の価値ありです。

2ベッドルーム

スクンビット22の家賃相場はいくら?

2ベッドルームは日本で言う2LDKのタイプのお部屋です。
1人暮らしでこちらのタイプに住まわれている方もいらっしゃいますが、どちらかと言うとご夫婦での2人暮らし以上の世帯が住まわれている確率の方が高いと言えるでしょう。
ベッドルームが2つあるだけではなく、バスやトイレも2つあるお部屋が多いというのが日本の2LDKとは異なる特徴です。
物件タイプ 平均的な広さ 家賃の平均価格
コンドミニアム 106.4㎡ 45,000バーツ
アパート 91.6㎡ 48,000バーツ
サービスアパート 90㎡ 34,000バーツ
全ての物件タイプを含めた平均家賃は42,000バーツ(147,000円)で、こちらもスクンビット内の相場より安めです。
広さも約100㎡が平均となっておりますので、かなり広々とした印象があり、単身者はもちろんの事、2人暮らしや小さなお子様との3人暮らしくらいまでなら対象となりそうです。
ただし、他エリアを探してあと10,000バーツ程追加すれば200㎡超えの物件を探す事も容易いので、広々としたお部屋をお探しの方は奇数側など他の人気エリアへも視野を広げる事をおすすめします。

スクンビット22に多いファシリティとは?

スクンビット22の家賃相場はいくら?

お部屋の広さや価格帯はもちろんの事、物件のファシリティ(施設内の共有設備)についても気になるところ。
今回はご協力いただいた物件を対象にファシリティに関する調査も行いました。
調査した結果、22は必要最低限の設備のみのこぢんまりした物件と、贅沢な広さの敷地を最大限活用した物件の両極端という印象を得ました。
その為、バンコクの物件の定番とも言えるジムとプールでさえも、全体の80%を切る設置率でした。
また、ジムとプール以外に設置率が50%を超えるファシリティは無く、しいて言うなら子供の遊び場やサウナが備わっている物件がまだ多い方です。
一方で広々とした敷地面積を誇る物件にはドッグランやヨガルーム、バドミントンコート、BBQピッチなど、子連れ、ペット連れで生活しやすい物件もあり。
このようなファシリティが充実している物件は、基本的にファミリー向けの広めのお部屋の造りになっている確率が高いです。

おわりに

スクンビット22の家賃相場はいくら?

今回はスクンビット22にある賃貸物件の特徴や家賃相場についてご紹介しました。
プロンポンやトンローに比べると日本人は少ないですが、その分異国情緒を味わいながら生活できるエリアです。
人気のエリアとは言い難いですので、家賃は相場よりも安くなっています。
お部屋にあまり予算はかけられないけれど、それなりに便利で広めの所に住みたいと考えている方は、こちらのエリアも選択肢に入れてみても良いかもしれません。
また、ファシリティも必要最低限というイメージが強いので、タイらしい豪華な共有スペースや充実のファシリティを想像している方は、イメージと合わない可能性があります。
とはいえ百聞は一見にしかず!このエリアにご興味を持たれた方は一度内見をされてみてはいかがでしょうか。
※1バーツ=3.5円で計算