バンコクってどんな街なの?衣・食・住などから捉えるこの街の特色とは

バンコクってどんな街なの?衣・食・住などから捉えるこの街の特色とは

はじめに

こんにちは、スックリビングの折笠です。

ジェトロが2021年3月に発表した「在タイ日系企業数」調査では、約5,850社の日系企業がタイに進出しており、そのうちの95%がバンコクとその周辺10都県に集中しているとのことです。

近年世界で大流行してしまっている出来事の猛威により今後の増加幅が停滞するという予測も出ていますが、依然としてタイ、特にバンコクは、世界でも有数の日本人在住者が多い街と言えるのではないでしょうか。

もちろん、在バンコク日本人の中には、日系企業で働く人以外にも様々なバックグラウンドの人が存在します。現地タイ語や本場タイマッサージを学びに来る人や、タイ法人の現地採用組で頑張っている人、あるいは日本で定年まで働いて、第二の人生をここバンコクで楽しんでいる方など、本当に様々です。

タイの首都バンコクには、今日も様々な動機を抱いてやってくる日本人が後を絶ちません。この街の何が、私たち日本人を惹きつけるのでしょうか。今回は在バンコク日本人が考える、バンコクで暮らす上での衣・食・住・その他の特色を挙げてみたいと思います。

こちらの記事はタイ、バンコクの不動産会社スックリビングが執筆しました。

バンコクで暮らす上での「衣類」に関して

バンコクってどんな街なの?衣・食・住などから捉えるこの街の特色とは

日本同様、バンコクでも衣類を購入する際は、予算に応じて様々な場所が選択肢となり得ます。

格安で揃えるという意味でまず挙げられるのが、衣服を扱う屋台でしょう。
バックパッカーの聖地として有名なカオサンロードや、「バンコクで一番衣料品が安い」とも言われるボーベー市場などでは、1枚100バーツ以下という破格でTシャツや肌着などが売られています。
一方で、その品質はというと残念ながら値段相応かも…。何度か洗濯をすると色落ちがあったり、裾や袖のほつれなどが見られたりなど、日本の品質を期待してはいけません。

そういう意味では、バンコクにもある「ユニクロ」や「H&M」、「ZARA」などのメーカーは在タイ日本人にとっても非常に重宝するお店です。日本より多少割高にはなりますが、頻繁にセールもやっていますし、何よりバンコク市内に数十店舗を構える豊富さのため、安心と便利さを兼ねそろえていると言えます。

その他、スクンビット界隈にある大型デパートでは一流ブランド品をはじめなんでも揃っていますし、オンラインで各メーカーの商品を購入することも可能です。ご自身の予算に応じて、価格的にも質的にも様々な衣料品を手に入れることが出来ます。

バンコクで暮らす上での「食事」に関して

全ての料理に何らかの形でパクチーが使われている(もしくは、使われていると感じる)ことは、タイを好きになる上で避けては通れない要素です。
つまり、パクチーが好きな人にとっては天国のような食生活を送れるでしょうし、逆にパクチーが苦手な人は、日本食レストランに頼らざるを得ないというのが、バンコクでの食生活の中身と言えます。

そういう意味では、バンコクでは至る所に見受けられる「日本食レストラン」は大変ありがたい存在であるとも言えます。スクンビット界隈では日本語のメニューを揃えた、日本人が接客する日本食レストランも珍しくありません。また大型ショッピングセンター内には牛丼屋や回転寿司など、日本でもお馴染みのチェーン店を見ることも出来ます。

一方で、そのような食生活だと海外で暮らしている意味がないという人は、まずはショッピングセンター内のフードコートにチャレンジしてみましょう。
1皿40~50バーツ程度で、タイの定番料理から各国料理もどきのものまで、格安かつ衛生的な食事を楽しむことが出来ますよ。

バンコクの物件は単身者向け、家族向け問わず、キッチンの設備が不十分な物件が少なくありません。理由は単純で、日本のように「毎日自炊をする」という文化がないため。つまり、外食が基本の食文化のため、フードコートや屋台なども至る所で目にすることが出来ます。

バンコクで暮らす上での「住まい」に関して

バンコクの地価は年々右肩上がりに上昇しています。つい最近まで空き地だった場所も、いつの間にかビルやコンドミニアムが立っているという事例も日常茶飯事です。
そんな中、私たち日本人が借りるコンドミニアムの家賃に関しても、昔ほど安く借りることが出来なくなっているのが現状です。

単身者でしたら最低でも10,000バーツ程度、夫婦2人のみの場合は30,000バーツ程度、そしてお子様もいらっしゃる家庭でしたら50,000バーツ程度の家賃を見ておいた方が無難と言えるでしょう。

さらに、そこに付加価値がつくとなると、需要と供給のバランスでどうしても割高になります。一例を挙げてみましょう。

ペット可物件 バンコク市内の物件の供給量自体が少ないため、見つけるのは難しい。ある程度築年数が経過している物件が対象。
駐車場付き 基本は、1家族1台分の駐車場スペースは家賃に含まれる。複数台所有する場合は空き状況の確認を。
駅までの送迎付き 駅から遠い物件ほど、送迎サービスがあり。ただし、朝夕の各1回のみなど、利便性に欠ける場合もあり。
メイドサービス 週に数回のリネン交換などが含まれる物件もあり。いわゆる「サービスアパートメント」とも表現される。
日本人スタッフ常駐 スクンビット界隈などでは珍しくないが、その分割高。家賃の安い郊外を視野に入れると、ほぼタイ語オンリーの物件になる。

また、住まいに関して併せて考慮したいのが「電気代」です。
水道代やガス代などは微々たるものですが、バンコクでの暮らしにおいて電気代は、日本と同様、もしくはそれ以上の出費を覚悟しておかなければなりません。

年中暑く、1日中エアコンをかけっぱなしという家庭でしたら、広さにもよりますが、毎月2万円以上の出費になるという例も珍しくありません。

バンコクで暮らす上での「交通」に関して

最後に、バンコクで暮らす上での移動手段についていくつか紹介していきましょう。
タイの首都バンコクは、世界でも有数の渋滞の街でもあります。在バンコク日本人はその時間的なタイミングだけでなく、乗り物の手段も使い分けながら上手に渋滞と付き合っていると言えます。

①BTS(スカイトレイン)

1999年開業の高架式鉄道で、日本人はもちろん、現地タイ人の通勤や通学の足にもなっている大変利便性のある交通機関です。バンコクのほとんどの主要エリアへアクセスでき、かつ年々延伸が進められているため、在バンコク日本人の中でも一番利用頻度の高い交通機関と言えるでしょう。

①MRT(地下鉄)

2004年に開業以来、BTSとともに市民の移動手段として利用頻度の高いMRT。旅行者の中でも一度はお世話になったという人も多いのではないでしょうか。
最低料金が16バーツと格安であるのも、魅力です。ただしBTSに比べて路線が少ないため、利便性という意味ではBTSに軍配が上がるという意見もちらほら。

②タクシー

黄色と緑のツートンカラーの車は、バンコクで生活する上で見かけない日はないというほど、多くのタクシーが市内を走っています。
初乗り35バーツで、その後1キロごとに2バーツずつ加算される料金体系は、日本のタクシーよりも割安ということで、日本人にも人気です。
ただし、長距離は料金交渉が必要という点や、運転手が行きたくない場所は乗車拒否されるなど、一癖あるのもバンコクのタクシーの特徴。利用に際しては注意が必要です。

④トゥクトゥク

タイと言えば思い浮かべるのが、この三輪タクシー「トゥクトゥク」という人も多いのではないでしょうか。
タクシーより多少値段は上がりますが、比較的近距離限定で、風を切って颯爽とバンコクの街並みを駆け抜けてくれます。
料金は全て交渉性です。バンコクの生活に慣れてきたら、是非とも使いこなしたい乗り物の一つです。

⑤シーロー

スクンビット界隈の「ソイ」と呼ばれる小道周辺限定で走る、軽トラックの荷台を改造した乗り合いバンです。料金も格安で、例えば日本食材が豊富にそろう「フジスーパー」で買い物をした後に、重い荷物と一緒に自宅まで輸送してもらうための手段などとして、在バンコク日本人の奥様方に大変好評を得ている乗り物です。

⑥市バス

バンコクで格安かつ上級者向けの移動手段としては、市バスも挙げられます。バスのフロント部分に行先を示す数字が掲示されていますので、それを見て、タイミングが合えば利用することも良いでしょう。
ただし、その路線は本当に複雑で、全ての路線と数字を頭に叩き込むということは不可能に近いと言えます。バンコクの市バスに関する専門の本やインターネット上のページなどもありますので、まずはそれらを参考にしながら、少しずつ利用してみてはいかがでしょうか。

まとめとして

以上、バンコクで暮らす上での衣・食・住、そして交通の面を掘り下げてお話してきました。

日々進化する天人の都バンコク。
現在は近年世界で大流行してしまっている出来事が起こっている為、日本にいるとなかなか現地の情報を入手するのも難しいかもしれませんが、バンコクは間違いなく日々、進化しています。

今後日本人がたくさん訪れるころには、また新しい衣・食・住、そして交通のスタイルが出来上がっているのかもしれませんね。