バンコクの家賃相場はいくら?スクンビット63の賃料を徹底調査

バンコクの家賃相場はいくら?スクンビット63の賃料を徹底調査

バンコクの家賃相場はいくら?スクンビット63の賃料を徹底調査

スクンビット63の家賃相場はいくらなの?お部屋タイプ別に調べてみた!

はじめに

バンコクの家賃相場はいくら?スクンビット63の賃料を徹底調査

こんにちは、スックリビングの折笠です。

タイ・バンコクで日本人に人気のエリアであるスクンビット。
このエリアには多くの日本人が住み、日本人向けのお店やサービスがたくさんあるので、初めてのタイ生活でも安心して生活する事ができます。
エカマイエリアはスクンビットの中でも比較的新しいエリアで、近年注目度が急上昇しています。
今回はそんなエカマイエリアの中心とも言えるスクンビット63エリアの特徴や家賃相場についてスックリビングの折笠がご紹介していきます。

こちらの記事はタイ、バンコクの不動産会社スックリビングの公式ブログです。

スクンビット63はどんなエリア?

バンコクの家賃相場はいくら?スクンビット63の賃料を徹底調査

スクンビット63は通称エカマイ通りと呼ばれる大通りのあるエリアで、スクンビットの中でも比較的利便性が高いです。
通りにはローカルの大型スーパーマーケットBigCや、日本の商品が揃う商業施設ドンキモールトンローがあり、この2店舗へ行けば日用品や家具家電など、必要なものは何でも揃うと言っても過言ではありません。
通り沿いにはラーメン店や居酒屋など日本人向けのお店はもちろんのこと、美味しいと評判のローカル食堂や欧米人が集まるお洒落なパブなど、多種多様な飲食店がありますので、外食派の方も飽きることなく日々の食事を楽しむ事ができるでしょう。
大通りから派生する路地は閑静な住宅街になっている場合が多く、静かな環境で生活したい方にもぴったりです。
この通りはスクンビットの北側であるペッブリー通りへも繋がっており、高速の乗り場が近いので、バンコクの北側や高速を使って郊外へ出勤される方にとっても利便性の高い立地と言えます。

スクンビット63の物件の特徴

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昔から日本人居住エリアとして栄えていたプロンポンやトンローと違い、スクンビット63周辺エリアが注目され始めたのはまだまだ最近の話。
ですので、このエリアの物件は昔からある豪華なタイらしい物件と築浅のモダンでスタイリッシュな物件とで2極化している印象があります。
また、駅前よりも前述のBigCやドンキモールがある通りの中ほどのエリアの方が人気があるので、奥へ行っても家賃があまり下がらない傾向があります。
このエリアの物件タイプはコンドミニアムかアパートが中心で、サービスアパートは少なめです。理由としては、出張者や短期滞在者はプロンポンやトンローを好む傾向がある為でしょう。
やはりスクンビットの中では中心から外れるというイメージがまだまだ強い分、プロンポンやトンローよりも家賃相場が安く、尚且つ広めの物件が多いのが特徴。
お部屋タイプのバリエーションもスタジオから3ベッドくらいまでは満遍なく選択肢があるので、単身・家族連れどちらの世帯もそれなりに選択肢があると言えるでしょう。

3つのお部屋タイプ別に家賃相場を調べてみた!

バンコクの家賃相場はいくら?スクンビット63の賃料を徹底調査

前述の通り、スクンビット63のエリア内は単身向けのスタジオや1ベッドから、家族連れでも十分生活ができる3ベッドくらいまで満遍なく選択肢があります。
以下で単身向けの間取り(スタジオ・1ベッド)と家族連れ向けの間取り(2ベッド・3ベッド)の2パターンの家賃相場について、ご紹介していきます。

単身向けの間取り(スタジオ・1ベッド)

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スタジオタイプとは日本で言うワンルームや1Kのタイプ、1ベッドルームとは日本で言う1LDKのタイプのお部屋です。
スタジオは1人暮らし、1ベッドは1人暮らしからご夫婦での二人暮らし世帯に人気があります。
物件タイプ お部屋タイプ 一般的な広さ 家賃の平均価格
コンドミニアム スタジオ 30㎡前後 23,000バーツ
1ベッド 37-52㎡ 27,000バーツ
アパート スタジオ 25-35㎡ 18,000バーツ
1ベッド 50-80㎡ 38,000バーツ
サービスアパートは少ないですが、家賃の平均価格は33,000バーツで、30-50㎡が一般的な広さとなります。
コンドミニアムの場合は30,000バーツ(99,000円)以下でスタジオまたは1ベッドルームを探すことができ、これはスクンビット内の他の人気エリアと比較すると5,000バーツ程安い印象がありますが、お部屋の広さもコンパクトな物件が多いです。
アパートの場合はスタジオに限定すれば13,000バーツ(42,900円)台から選択肢がありますので、家賃を節約したい方には魅力的と言えるでしょう。
一方で1ベッドの場合はコンドミニアムに比べて相場が10,000バーツ程高くなります。
しかし、お部屋の広さが平均で60㎡以上あり、これは単身者だけでなくご夫婦の2人暮らし世帯でも十分生活できる広さとなります。

家族連れ向けの間取り(2ベッド・3ベッド)

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2ベッドルームは日本で言う2LDKのタイプのお部屋、3ベッドは3LDKのタイプとなります。
1人暮らしでこれらのタイプに住まわれている方もいらっしゃいますが、どちらかと言うとご夫婦での2人暮らし以上の世帯が住まわれている確率の方が高いと言えるでしょう。
お部屋の数だけバスやトイレが完備されている場合が多いというのが日本との違いです。
物件タイプ お部屋タイプ 一般的な広さ 家賃の平均価格
コンドミニアム 2ベッド 73-103㎡ 45,000バーツ
3ベッド 198-258㎡ 66,000バーツ
アパート 2ベッド 110-140㎡ 53,000バーツ
3ベッド 192-210㎡ 68,000バーツ
サービスアパートは少ないですが、家賃の平均価格は65,000バーツで、140㎡が平均的な広さとなります。
コンドミニアムの場合の2ベッドの平均価格は45,000バーツ(148,500円)で、これはスクンビット内の他の人気エリアと比較すると15,000バーツ程安い印象があります。
一方で3ベッドは2ベッドの倍近い広さのある豪華の物件が多く、こちらの平均価格は他人気エリアより若干安い程度となります。
2ベッドは全体的にコンパクトな物件が多いので、お子様がいる世帯は3ベッドルームの方が快適に生活できるでしょう。
アパートの場合は2ベッドでも100㎡越えの物件が多く、価格はコンドミニアムと比較すると10,000バーツ程上がりますが、それでも割安感がございます。
3ベッドになると何故かコンドミニアムよりも高いのですが、そのほとんどが150㎡越えですので、広いお部屋をお探しの方は効率的に内見を進められるのではないかと思います。

スクンビット63に多いファシリティとは?

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お部屋の広さや価格帯はもちろんの事、物件のファシリティ(施設内の共有設備)についても気になるところ。
今回はご協力いただいた39軒の物件を対象にファシリティに関する調査も行いました。
スクンビット63のファシリティの特徴は、必要最低限のファシリティに留めている物件が多い傾向にあるということです。
定番のプールやジム、サウナなどはかなりの確率でついていますが、物件独自の個性的なファシリティは少ない印象でした。
詳細としてはまず、39軒のほとんどについていたファシリティがスイミングプールとフィットネスジムです。
こちらの2つは、外国人が住むレベルの物件であればほぼ全ての物件に用意されていると言っても過言ではないでしょう。
このエリアはコンパクトな敷地に建てられた築浅物件が多めなので、屋上を上手く活用する傾向が強いようです。そのため、プールを屋上に設置している物件が多く見受けられました。
次に多かったのがサウナとガーデン(屋上・地上)です。
他エリアの定番ファシリティである子供の遊び場が次点に来ないあたり、このエリアのターゲット世帯は単身または子なし世帯であることが想像できます。
ガーデンは屋上にある場合と地上にある場合の2タイプがございますが、前述の通り、屋上スペースを上手く活用している物件が目立ちました。

おわりに

バンコクの家賃相場はいくら?スクンビット63の賃料を徹底調査

今回はスクンビット63にある賃貸物件の特徴や家賃相場についてご紹介しました。
63エリアはどちらかというとスクンビットの端の方という印象があるのですが、その分プロンポンやトンローと比べて割安感のある物件が多いです。
周辺環境は利便性が高いので、便利な環境で少しだけ家賃を抑えたい方には特にお勧めしたいエリアです。
日本人以外に欧米系の方の人口比率がやや上がりますが、いずれにせよ、周辺のお店のスタッフも外国人慣れしているので、初めての海外生活で不安が多い方にとっても安心感があります。
今回は平均的な情報をご紹介しましたが、ご家族向け・単身向けどちらの物件も価格帯やお部屋の広さはピンキリです。
色々なエリアのお部屋を内見してみて、周辺環境も加味した上でお決めになられるのが良いかと思います。
※1バーツ=3.3円で計算