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バンコク部屋探し・基礎編

これを読めばバンコクの物件がわかる!
バンコクお部屋探しガイド

多くの日系企業が進出し、在住日本人は7万人を超え東京24区と言われたりもするバンコク。
バンコクに赴任が決まったみなさんはバンコクのお部屋探しにお悩みではないでしょうか。

旅行でバンコクに訪れたことがあっても、実際に住むとなるとどこに住んだらいいのか、どんな物件を選べばいいのか分からないことだらけかと思います。
実際、バンコクは観光に便利な場所と住むのに便利な場所は大きく異なってきます。

そこで今回は初めてバンコクに来た方でもわかりやすい、バンコクのお部屋探しガイドをご紹介します。

立地に関して

バンコク中心部にはMRTと呼ばれる地下鉄、BTSと呼ばれる高架鉄道、
ARL(エアポートレールリンク)と呼ばれるスワンナプーム空港とバンコク中心部を結ぶ鉄道の3つの電車が走っています。
バンコクでは公共バスやタクシーもとても安く利用できますが、
朝・夜の通勤時間帯は非常に渋滞が激しいのでバスやタクシーでの通勤をする人は少なく、
多くの日本人は電車を利用し通勤しています。

日本人駐在員の方ですと、電車の駅から比較的近いところに勤務先があることがほとんどかと思いますので、
通勤しやすい駅の近くやお子様の学校に通学しやすい駅の近くにお部屋を借りることをおすすめします。

ARL(エアポートレールリンク)はオフィス街のあるバンコク中心部へは乗り換えが必要な為、
MRTかBTS沿線に住む日本人の方がほとんどです。

1

BTSプロンポン駅周辺

日本人に一番人気のあるエリアがBTSプロンポン駅周辺です。
このエリアは日本人居住者がとても多く、そのため日本人経営のお店や日本食チェーン店がたくさんあるため生活にとても便利です。
食事以外にもこのエリアには日系スーパー、日本人美容師さんのいる美容院、バンコクに住む日本人なら誰もが知っている日本語対応可能なサミティベート病院もあり、ご家族でも安心して住むことが出来るのがプロンポン駅周辺エリアになります。
BTSプロンポン駅から一駅隣のアソーク駅まで行けばMRTに乗り換えも可能なので、MRT沿線に勤務先がある方にも便利な場所です。

プロンポン駅周辺は高級コンドミニアムが立ち並び予算的に厳しい方は、隣のトンロー駅、エカマイ駅等もおすすめです。

プロンポン駅からは4駅離れますがオンヌット駅も最近開発が進んでおりどんどん日本人に人気が出てきています。プロンポン駅からオンヌット駅はBTSで10分ほどですのでそれほど不便はありません。

2

BTSサラデーン駅(MRTシーロム駅)周辺

歓楽街として有名なパッポン通りがあるのがこのエリアです。
多くの日系企業がサラデーン駅近くに進出していることもあり、駅周辺には日本食屋さんが非常に多く食事に困ることはありません。
また、BTSサラデーン駅とMRTシーロム駅と二つの路線が通っているためどこに行くのも便利です。

プロンポンに比べるとご家族向けのスポットは少ないため、単身者の方に人気のエリアとなります。

ポイント

各駅から離れたところにもたくさん物件はありますが、年中暑く、激しいスコールも多いバンコクでは歩いて駅まで行くのは大変です。自宅から駅まではバイタク(バイクタクシー)を使う方もいますか、安全面からおすすめ出来ない為、自宅から駅は徒歩10分くらいまでの距離にある物件をおすすめします。

セールススタッフより

MRTまたはBTSで勤務先から通いやすい駅近くの物件がおすすめ!
BTSプロンポン駅周辺は初めてのバンコクの方でも住みやすく、日本と同じような生活が出来るので単身の方はもちろん、ご家族連れの方でも安心して暮らせます。

物件タイプに関して

バンコクの物件はタイプに関わらずほとんどの物件が基本的な家具や家電は元から備え付けです。
物件によっては洗濯機は各部屋になく、有料の共同洗濯機を設置しているところもあります。
バンコクは屋台文化が盛んなため家で食事を作ることも日本ほど多くなく、キッチンのない物件、
水道はあるけどコンロやIHヒーターはない物件もあります。キッチンが必要な方は必ず確認しましょう。

また、バスルームにバスタブはなくシャワーのみとなる物件が多いです。

インターネット環境はその物件によって元々インターネット環境がある物件とない物件があります。
ない場合は入居後ご自身で各プロバイダへネット開通の手続きをする必要があります。

建物内には入居者が使えるフィットネスジムやプール、サウナなどの共有施設が充実した物件がとても多いです。
バンコクの物件はサービスアパートメント、コンドミニアム、アパートの3つに分類されます。

サービスアパートメントとは

家具や家電の他にメイドサービス(掃除やベッドメイキング)がついているのがサービスアパートメントです。
家具や調理器具が充実したホテル、というとイメージがしやすいかと思います。
メイドサービスがついているため、掃除をするのが面倒、仕事に没頭したいといった単身者の方におすすめです。

メリット
  • 家具の他、調理器具や寝具もそろっているのでスーツケース一つで入居した日からすぐに生活が出来る。
  • 電気代、水道代、インターネット代を家賃に含んでいるところが多い。
  • 単身者でも掃除の心配がない。
  • レセプションに24時間スタッフが常駐している。
デメリット
  • メイドサービスが含まれるため、アパートやコンドミニアムよりも賃料が高い。
  • ご自身が不在の日中にメイドが掃除に入る為、貴重品や現金の管理は注意する必要がある。
セールススタッフより

仕事が忙しく家事をする時間がない、という単身者の方や単身赴任でバンコクに来られている方におすすめなのがサービスアパートメント。
ご予算に余裕があり、毎日綺麗な部屋で気持ちよく暮らしたい方おすすめです。

コンドミニアムとは

タイではひとつの建物に対してオーナーが一人(法人)の物件をアパート、
ひとつの部屋に対してオーナーが一人の物件をコンドミニアムと呼びます。
コンドミニアムは日本でいう分譲マンションのような物件です。
部屋ごとにオーナーが違うため同じ建物内であっても部屋によってインテリアや内装が違うのも特徴です。

オーナーと直接契約となるのでオーナーの銀行口座に家賃の振り込み必要があり、
部屋の備品の修理などはすべて直接オーナーとやり取りをすることになります。
良いオーナーにあたればよいのですが、中には修理の手配に時間がかかる、
連絡がなかなかつかないオーナーもいますので注意が必要です。

メリット
  • 電気代、水道代は直接請求の為アパートより割安。
  • サービスアパート、アパートと比べ物件数が多い。
デメリット
  • オーナーによっては連絡が取りづらく対応が遅い場合がある。
  • 退去時に室内を細かくチェックされデポジットが満額返却されないというトラブルが少なくない。
セールススタッフより

コンドミニアムは建物内にフィットネスジムやプールを備えている物件が多く、日本と比べお手頃な賃料で充実した共有施設を利用できるのが魅力です。
トラブル時の対応は各物件のオーナーによって差がありますので、契約前にきちんとコミュニケーションをとっておくことが大切です。

アパートとは

一棟まるまるオーナー(法人)が同じため、
コンドミニアムに比べ何かあった場合の連絡がつきやすく、管理がしっかりしているのが魅力です。
管理面ではコンドミニアムよりも安心感が得られるのでご家族で住む方に人気の物件タイプです。

メリット
  • コンドミニアムと比べ、何かあった場合の連絡がつきやすい
デメリット
  • 電気代や水道代はアパートが上乗せした金額を請求されるため割高
  • コンドミニアムに比べ、建物内のフィットネスジムやプール等の共有施設は劣る場合がある。
セールススタッフより

アパート1棟を管理会社が管理しているため、部屋の不備等があった場合の連絡先が明確で、コンドミニアムに比べ対応が早いので安心感があります。
共有施設の充実度よりも安心感を求める方におすすめの物件タイプです。

間取りに関して

バンコクの賃貸物件も日本と同じように単身者向けのワンルームからご家族向けの部屋数の大きな物件まで様々です。
単身者、ご夫婦、ご家族の3つに分けて間取り選びのポイントをご紹介します。

単身者

仕事が忙しく家事をする時間がない、という方はサービスアパートメントを借りるのも良いですがやはりデメリットは賃料の高さです。
駐在期間も長く、家賃を抑えたい方はアパートやコンドミニアムのスタジオタイプ(ワンルーム)または1ベッドルームの物件がおすすめです。
アパートやコンドミニアムを契約し、ご自身でメイドを雇う単身者の方もいらっしゃいます。

ご夫婦

ご夫婦におすすめなのが2ベッドルーム以上の物件です。
生活用品も二人分となると十分な収納スペースが欲しいところ。
1ベッドルームの物件は基本的に一人向けとなりますので、十分な収納スペースがなかったり、キッチンも単身者向けに造られています。

ご家族

お子様が2人以上いらっしゃる場合は3ベッドルーム以上の物件がおすすめです。
建物内や敷地内にお子様の遊び場を備えているコンドミニアムもありますので、お子様がいらっしゃる場合はチェックしてみてください。

まとめ

インターネットでもたくさんの物件情報が掲載されていますが、必ず内見してから契約するようにしましょう。
駅から近いけど雨期の時に冠水しそうな場所、夜道は明かりがない場所など
実際に足を運んでみないと分からないこともたくさんあります。

こちらの記事をご覧になり、ご自身の生活スタイルや家族構成に合わせて物件探しの参考にしていただければ幸いです。

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