LINEからお問合せ ▲Topへ戻る

バンコクのお部屋探しの時に注意すること 7選

日本とタイでは、環境や文化の違いから、「お部屋探しをする」とき大きく異なる点がいくつかあります。
今回の記事では、バンコクでの物件探しで後悔しないために要注意ポイント7つをピックアップしてご紹介します!
どれも日本ではあまり馴染みのないことばかりですので、
はじめてバンコクで生活される方はぜひ今回の記事を参考にしてみて下さいね。

1

雨季の冠水

タイは日本でいう四季のかわりに、雨季(11月〜3月)と乾季(6〜10月)があります。特に雨季の8月〜10月は、地形柄、モンスーンの影響もありスコールが降ることが頻繁にあります。
バンコクのスコールは、大きなバケツにいっぱいの水を一気にひっくり返したような大雨が短時間で降ってきます。雨対策をしていても、短時間しか外にいなくても、スコールが激しいためびっしょりと濡れてしまいます。
短時間に大量の雨が降ってくるので、水はけの良くないバンコクはすぐに冠水してしまいます。雨季には道路が冠水して足首まで水位があることも、場所によってはしょっちゅうあります。水はけが悪く冠水が頻繁に起こるエリアでは、道路が川のように化し、膝下あたりまで浸かることもあります。

バンコクには「このエリアは絶対に冠水が発生しない」というように断言できるエリアは、残念ながらございません。しかしながら、日本では冠水や水はけについて気にされない方も多くはないかと思いますが、自分が住む物件の前や周辺の道路で冠水がしやすいか、又は頻繁に起こるかどうかを確認することは、バンコクで住む上でも重要なポイントの1つになってきます。
生活に対する不便さもしかりですが、バンコク生活における自身や家族の安全のためのも、冠水については、留意されることを強くおすすめいたします。

2

害虫

タイは熱帯地域であり、色んな虫を見る機会はあります(虫の苦手な方にとっては、ここが難点かもしれませんが…)。

代表的な虫の被害について挙げられるのが、まずは、シロアリです。タイでシロアリ被害に遭われた方が多くいらっしゃいます。気候の関係から日本よりも発生することが多いとのことなので、内見時には要チェックです。どの物件も念入りにシロアリ対策・駆除はされています。しかしながら、完全に駆除することは難しいので、内見時にはシロアリが確認できなかったけど、住んでみたらシロアリが大量発生していたというケースもございます。発見されたら速やオーナーへ報告・駆除のお願いをされてください。もし空室があれば、そちらに移動することも相談してみましょう。

次に蚊のケースです。日本で近年話題となっていますが、タイでは蚊によるデング熱の感染症に注意を払う必要がございます。蚊対策として、網戸を設置することをおすすめします。物件によっては、網戸がすでに設置されておる物件もございますが、ない場合もありますので内見時に確認されることをおすすめします。ない場合は、オーナーへ相談されることで網戸を設置してくれる物件もございます。なお、川沿いや水辺に近い物件は蚊の発生率が高いため、避けることも対策の1つとなります。

また、蚊対策として、高所になればなるほど虫の発生率より低くなりますので、高い階の物件(出来れば5階以上)に住まわれることをおすすめします。そのほかにも、日本では一般的な蚊取り線香や虫除けを設置されるのも良いでしょう。

日本と異なり、1年中暑い気候で虫も生息しやすい地域となっておりますので、害虫対策はぬかりなくされることをおすすめします。

3

環境によって変わる住むエリア

バンコクは、世界的に見ても日本人が多く住んでいる都市の1つですがバンコク内といっても広く様々な顔を持っているため、環境によって住むエリアを変えられるとより住みやすいでしょう。
日本と違って考慮すべき点は、渋滞です。通常は20分で着く道のりが、ひどい渋滞のある通勤通学の時間帯になると1時間や2時間もかかってしまうことがあるからです。そのため、物件を探される際は渋滞のことを頭に入れて探されると、後々に楽になると思われます。

単身者の方には、目的別に自身に合った場所を見つけることをおすすめします。具体的には、例えばバンコク郊外にお勤めの方は、高速道路の入り口付近であったり、日本人が多く住むエリアであればプロンポンやトンローの周辺をおすすめします。通勤にBTSやMRTを利用される方は、なるべく駅に近い物件を探されることをおすすめします。

一方でご家族のいらっしゃる方は、家族の皆様の生活範囲を考慮した上でエリアを決めていただくことをおすすめします。身近に日本食料理を召し上がりたい方やお料理が好きで日系スーパーに頻繁に行かれたいと思われている方であれば、トンローの周辺が住みやすいかと思われます。反対に日本食や日系スーパーがさほど必要ないと思われている方は、プルンチットやプラカノン周辺が住みやすいかと思われます。

また、絶対に渋滞が発生しないエリアはバンコク内には、あいにくございません。自分や家族の生活スタイルに合ったエリア・物件をみつけられてください。

4

環境によって変わる物件のタイプ

バンコクの物件には、「アパート」、「コンドミニアム」、「サービスアパート」という3つの形態に大別されます。それぞれの注意事項を紹介していきます。
あなたの生活に合いそうだなと思われる物件タイプを選んで、お部屋探しされることをおすすめします。

アパート

日本でいうアパートと同様のイメージです。ワンオーナー物件のため、他よりスタッフがフレンドリーで接しやすかったり、トラブルにも迅速に対応してくれます。ワンオーナーであるがゆえに、築年数が立っていることもあり設備が古いこともしばしばです。また、利益を得るために公共料金が上乗せされて請求される傾向にあります。公共料金は他よりも高くつくかもしれません。

コンドミニアム

日本の分譲マンションと同様のイメージです。オーナーが投資として購入して貸し出している物件です。駅近な物件が多く、アパートと違って公共料金は正規で請求がきます。しかしながら、オーナーによってはトラブルの対象や部屋のメンテナンスに時間がかかることがございます。住まわれる前から、オーナーと良好な関係を構築しておくことをおすすめします。

サービスアパート

メイドサービスをはじめ各種サービスを提供してもらえるアパートです。ホテルと併設されていることが多いため設備やサービスが充実しているのはもちろん、セキュリティまでもが充実しています。サービスアパートにいるだけで、衣食住に必要なものを揃う・充実させることができます。設備やサービスが充実しているがために、家賃は必然的に他と比較して割高となります。

5

お部屋のチェック

写真や口コミではこうだったのに、住んでみたら違ったということがしばしばございます。こういった後悔をされないために、内見時には細かいところまでしっかり確認していただく必要がございます。住みたいと思われた物件の部屋の要チェックポイントをご紹介していきます。

  • 水回りの水圧が十分か
  • シャワーのお湯が出るか
  • 水回りの水漏れはないか
  • 水回りの排水は十分か
  • キッチンのシンクは使いやすい高さか
  • キッチンのシンクのサイズは十分か
  • 動線は生活しやすいか(この部屋でご自身が生活しているイメージができるか)
  • 食器棚やクローゼット等の収納は十分か
  • 生活するのに快適な家具や家電が備え付けられているか

水回り全般については、バンコクに住んでみて、日本の技術がいかに世界的にハイレベルであるかを実感させられることがあるはずです。特にトイレですが、ウォシュレットトイレは一般的ではありませんので、お部屋探しの時にウォシュレットトイレのある物件を探すのに少し時間がかかるかもしれません。

また、快適に過ごせるのは新築ではなく物件が建てられてから数年立っている物件をお勧めします。新築であれば、設備の不都合な箇所が生活し始めて初めてわかるからです。

バンコクに住まわれている方、あるいは過去に住んでいたことがある方が身近にいらっしゃれば、評判を伺うのもいいでしょう。

6

物件の設備・サービスチェック

バンコクの物件には、様々な設備・サービスが完備・提供されていることがあります。バンコクでの生活をより楽しく安全に過ごすために、物件の設備やサービスも確認しましょう。

設備

フィットネスジム、サウナ、プールが完備されているか?

バンコクでは入居者が無料で使用できる設備があります。特に日本でジムに行こうとすると1万円前後の出費となってしまい経済的な面でも問題が出てくるかと思います。しかしながら、物件内(もしくは物件に周辺)に設備が設けられていますので経済面での影響もなく立地も問題なく、気軽に運動をすることができるのはバンコクならではのグッドポイントではないかと思います。
また、これらの設備が物件内に完備されていなくても、物件の周辺のジムが無料で利用できることもありますので、要チェックです。

(お子様のいらっしゃる方は)子供用の遊び場あるか、遊び場は屋内屋外どこに設けられているか

先程、冠水のお話を書かさせていただきましたが、遊び場が屋外にあると、雨季の時期になると長期間遊ぶことが難しくなるので、屋内にある物件をおすすめします。

サービス

シャトルサービスがあるか

バンコクでの生活に慣れてない方は、シャトルサービスのある物件を探されることをおすすめします。運行時間や送迎先は物件によってまちまちではありますが、物件の周辺の最寄り駅(BTS)や有名なスーパーマーケットやショッピングモールまで送迎をしてくれるサービスが一般的です。シーロムやタクシーに不安がある方は、シャトルサービスをご利用された方がいいでしょう。安全を確保してお出かけしていただけます。

駐車場があるか

基本的に、物件の契約内容として「自動車1台分の駐車場」が含まれています。物件にもよりますが、部屋分の駐車場を完備しているところもあればそうでない物件もございます。部屋分の駐車場を完備されている物件であっても、他の住民の方が2台分駐車場を利用されているケースもございます。駐車場が必要な方は、契約の前に駐車場スペースがあるかオーナーへ相談される必要がございますので、要注意です。

7

物件の周辺の環境

こちらは日本と同様かもしれませんが、周辺環境は住まわれるに必ず確認しておくべき事項です。必須ポイントをご紹介いたします。

  • (通勤通学でMRTやBTSを利用される方は)最寄り駅までの時間とルート
  • (通勤通学で高速道路を利用される方は)高速入り口までの時間とルート、渋滞状況
  • スーパーマーケット、病院、コンビニ、飲食店(頻繁に外食される予定の方)が近くにあるか

また、日中は人通りも多く明るい雰囲気であるにもかかわらず、日が暮れたら人の気配が少なく暗い雰囲気になる場所や野良犬等が出没するエリアもございますので、物件を探される際は日中と夜の両方の時間帯での周辺環境のチェックも必要です。

おわりに

バンコクでお部屋探しの際に注意すべきこと7選を紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?日本でお部屋探しをする際よりも、細かく見ていただく必要があるポイントがいくつかございます。
あなたのライフスタイルにあった物件を見つけられ、素敵で快適なバンコクライフを送ってくださいね!

タイ不動産NOMADOノマド

5,000バーツ〜20,000バーツの低価格でお探しの方専用。
1週間〜1ヶ月の短期滞在でマンスリー物件をお探しの方。